「散るぞ悲しき」(梯久美子)を読む。 硫黄島ブーム(?)の中心に位置する本であり、けっこう 売れているようだ。渡辺謙は著者と交流があり、その意見は 「硫黄島からの手紙」の演技や小道具に反映されているらしい。 映画でも描かれた、栗林中将の人柄や家族に…

「荒ぶる血」(J・C・ブレイク)を読む。 「このミステリーがすごい！」で06年度2位に入った作品。 マカロニウエスタンのような、フィルムノワールのような、 あるいは青春小説のような雑多な要素が盛り込まれ、 なかなか一筋縄ではいかない小説だ。 しかし、…

すっかりベジタリアンな日々である。 昨日はピーラーでキャベツをスライスしていたら、つい 興が乗って、一個丸ごと千切りにしてしまった。 食うのが大変……(^^;)。 じゃがいも、ニンジンも輪切りにしたり千切りにしたりで すっかり日常食に。もちろん、トマ…

遅まきながら、DVDで「親切なクムジャさん」を見る。 前半は面白いが、後半腰砕け。あの復讐方法は、 「オリエント急行殺人事件」からのいただきか? この監督、見せ方やギミックは面白いのだが、今回は 前作「オールドボーイ」ほどの衝撃はなし。 あの、15年…

ＮＨＫプレミアム10「イギリス・コッツウォルズ 世界一 美しい村で暮らす人々」を見る。 ロンドンから西へ200kmの緑豊かな丘陵地帯で、ガーデニングを 楽しみつつ暮らす人々の四季を追った番組。 イギリス人って、ほんと庭いじりが好きなんだねえ。 出てくる…

ふと思いついたのだが、ブログを媒介とした お見合いシステム、なんてあってもいいんではないか? そのサイトには一応入会登録し、趣味やら特技やらもろもろを 一応入力。あとは普通にブログを書きつつ、興味のもてる 人にレス付けあったりして仲を深めていく…

アカデミー賞候補作品が発表された。 わが「硫黄島からの手紙」は作品、監督、脚本など4部門の 候補になっている。こんど監督賞とったら、イーストウッドは 3年連続? ｽｹﾞｪｰ(^^;) もし落ちたら、久しく受賞者のない、日本の国民栄誉賞でも あげたらどうだろう…

「それでもボクはやってない」を見て、満員電車に乗るのが 恐くなった人は多いと思う。なにせ、女の人から 「この人、痴漢よ！」と言われれば、やってないことを 証明するのは、かなり難しい。 逆にいえば、悪意をもってある人を貶めようと考えるなら、 この…

「ノッティングヒルの恋人」が世界中で大ヒットしたのは、 男の逆玉願望をみごとに突いたからだろう。 そこで唐突に思い出すのが、マドンナの旦那、ガイ・リッチーで ある。この人もほとんど逆玉ではないか。 なにせ名前からしてリッチなガイだ。 たいした映…

遅まきながら「ノッティングヒルの恋人」がけっこう 気に入ったので、セリフを原語ではどう言ってるのか 確かめたいと思い、レンタルDVDを借りてきた。 ところが再生してみると、英語字幕は入ってなかった……orz 仕方なく、好きなシーンだけを見ていたら、気…

「それでもボクはやってない」が、周防監督の作品ということで またハリウッドでリメイクされるだろうか?と 考えてみたが、痴漢が出るほどの混み具合というのは あちらではあり得ないだろうし、ヘタすると被害者が 痴漢を撃ち殺すかもしれないので(話が別の…

●千切りその後 わが家のピーラー大活躍で、キャベツはもとより、じゃがいも、 にんじんなど当たるをさいわい切りまくっている。 気分は座頭市か眠狂四郎w あるブログで、子供にスライスをやらせたら喜んでやるので、 ついたくさん千切りを作りすぎてしまう………

映画「それでもボクはやってない」を見る。 日本では珍しい裁判劇で、ハリウッド製なら絶対 被告と弁護士が恋愛関係になるとか、ロマンスや お色気サービスをからめるところだろうが、 どっこいこっちは硬派一点張りのマジな社会派ドラマ。 取り調べや裁判に…

朝日の都内版に、田無の東大農場の話が出ていたので、 行ってみた。平日は自由に出入りできるらしい。 青梅街道をせっせと西へ走り、田無あたりでテキトーに北へ。 やがていかにも広そうな敷地に遭遇。 よく分からないまま、東門から入ると、おお！ 広いのな…

最近、自分がキャベツ好きだと気がついた。 西荻の「とん八」あたりで定食を食べていると、 キャベツの千切りがやたらうまい。メインのとんかつより うまいのでは?と思うときすらある。 これは私生活でもキャベツをバリバリ食いたいと考え、 千切りのうまい…

ふと気付いたのだが、「ノッティングヒルの恋人」は、 「逆プリティ･ウーマン」なんだなあ。 コールガールが金持ちの男と巡り会ってセレブになる……という おとぎ話が、男女を入れ替えた作りにしてある。 脚本家は、「プリティ･ウーマン」の設定や配役をかな…

ひところ、一部で「西荻=ノッティングヒル説」というのが 流布していた。 西荻が、ロンドンの西にある一角に似ているというのだ。 ＮＨＫ衛星で「ノッティングヒルの恋人」をやっていたので、 確認してみた。 うーむ、骨董市が並ぶってところは西荻っぽいが…

●寒天 テレビ番組のせいで、納豆が売り切れ続出だという。 その前は寒天だった。ﾜﾀｼもついブームに乗ろうと(?)、 近所のスーパーで寒天を買ってきたが、すぐに後悔した。 単調でとても食えない。寒天なんて、みつ豆に入ってるから 食えるのであって、単品で…

「アカデミー賞を獲る脚本術」(フィルムアート社)を読む。 具体的な映画の実例を引いて実作のコツを述べていくので 分かりやすいが、こういう本には決まって落とし穴がある。 いくらノウハウを知ったところで、「新しいパターン」を 思いつけるか?は、結局そ…

今回のパケット通信料のバカ高さには、卒倒しそうになった。 確かにケータイでPCサイトビューアーに入る際には、 「通信料が高くなりますよ」という警告が出る。 パンフレットにもそう書いてある。一応。 しかし人間、それだけじゃわからんだろう。 今回のこ…

●「本気なんだ」 どこぞの警察官が、市内のリサイクル店を訪れ、 店内にいた女性に「本気なんだ」と言って抱きつき、 キスをして逮捕されたらしい。 「本気なんだ」……きょうび、なかなか言えないフレーズで ある。純愛か禁断の愛か。背後にかなり切迫した、 …

やかんを空だきしてしまった。 内側に錆びのような斑点がたくさん出たので、終了であろう。 仕方なく、新しいやかんを買うことに決め、リサーチ。 ググッてみると、いまはケトルというのが一般的らしい。オサレ~。 デザインもいろいろあって面白い。 値段も…

キネマ旬報ベストテンが発表された。 邦画の1位は「フラガール」、洋画は1位「父親たちの星条旗」、 2位「硫黄島からの手紙」とか。 この3本、ﾜﾀｼの予想がドンピシャリ当たった。 ベストテンのほかの映画を全然見てないのに当てると いうのも、なんだかな………

酔っぱらいの件、結局暴れるだけ暴れ、言いたいことだけ言って、 おっちゃんのほうがなんとなく トクをしたような結末になってしまった。 酔っぱらいはトクだよな~、というのが一部始終を眺めての 感想である。 これを見て突然思いついたのだが、行政への不…

某店店頭で、酔っぱらいのおっちゃんが店主にからむ トラブルあり。店主を小突くわ、買った商品を 蹴飛ばすわで騒然。 こういう時いつも思うのだが、酔っぱらいの扱いは難しい。 真っ当な正論を言い聞かせてもまずダメ。 火に油を注ぐようなもので、事態はま…

マックのOS9・絶滅包囲網が、真綿で首を絞めるように着々と 狭まってきている。 OS9では見られないサイトも多い。うちのマックは、 なぜかフラッシュがダメになり、和田サイクルの 第二HPがまったく見られない。 早くOSXへ行け、ってことだろうけど、別にい…

「あんたは夢がない」と言ったくらいで、バラバラに されちゃかなわんなあ。 3年も浪人してりゃ、かなりいらついてるのは推測できるが。 ﾜﾀｼも、これからはうかつに他人に対して 「夢のないこと言うねえ」とか「もっと夢あること話そうよ」 とか言うのはやめ…

愛車・MUJIで青梅街道の歩道を走っていたら、 脇道から女性の乗った自転車が飛び出してきて、接触。 さいわい手の甲をこすったくらいだったが、 ちょっと危ないところだった。 相手は右側走行で、けっこうスピードも出しており、 こっちとしてはよけるマージ…

「クリスマス・プレゼント」(ジェフリー・ディーヴァー)を やっと読了。 巷の評価も高い、ディーヴァー初の短編集。 文庫本ながら600ページ近い大冊なので、ちょっと 手こずったが、なかなか面白かった。 ディーヴァーといえば、確かに面白いのだが、映画の …

いくつか用を済ませたのち、 そうだきょうは映画の日でもあると思い出して、 大泉Tジョイへ。 時間表を見ると、ちょうど見られるのは「硫黄島からの手紙」 くらい。2回見てもいいけど、新年からまたブルーな 気分になるのもな~と思い直して中止。 帰宅して録…