2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

NHKを辞めて最も成功した男

「僕らが毎日やっている最強の読み方 」(東洋経済新報社)を読む。 当代きっての物知りである池上彰、佐藤優の対談本で、さまざまな情報収集と知的生産についてのノウハウを開陳している。 私は別に池上のファンでもなんでもないのだが、「小学生の頃、『…

イヤミス

ツタヤの高すぎ新作で、「彼女がその名を知らない鳥たち」(白石和彌監督)を見る。原作は沼田まほかるのミステリー。 白石監督はそもそも「凶悪」が良かったし、今度の「孤狼の血」で大飛躍した感がある。この作品も、期待にたがわぬ出来だった。 蒼井優が…

コレエダ

是枝裕和監督(55)の「万引き家族」が第71回カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した。まずはめでたい。 「海街diary」が大好きなファンとしては、 タイトルがなんだかな〜と思って興行を心配していたのだが、これで大ヒットは間違いなし。 母親の…

カイダンづくし

最近やたら“米朝カイダン”という言葉を聞くので、桂米朝の怪談噺がどうしたのかと思ったら、どうも違うらしい……(^_^;) そういえば、先だって行われた南北カイダンって、鶴屋南北の怪談もののことだよね? これも違う?(^_^;) 結局、会談の場所はシンがポール…

「孤狼の血」その2

えぐい暴力描写はてんこ盛り。セクハラどころではないどぎついセリフもバンバン出てくる。 この映画には、東映プログラムピクチャーが元気だったころの、エログロはちゃめちゃ何でもありの熱気が横溢しているのだ。 誰かが書いていたが、「はなからテレビに…

「孤狼の血」

・ティ・ジョイ大泉で、「孤狼の血」(白石和彌監督)を見る。 昭和63年(1988年)、暴力団対策法成立以前の広島を舞台に、暴力団系列の金融会社社員の失踪事件を追う刑事たちの姿や、暴力団組織間の激しい抗争を描く(ウィキより)。 久々に東映らしい、不…

ライブラリ

ある人のブログを読んでいたら、「大型書店で面白そうな本を見つけたら、速攻スマホでアマゾンから買う」とあったのでビックリ。 なんてこった。これじゃ、書店に金が落ちないじゃないか! けしからん。どんどん街の本屋が潰れるわけだ、ヽ(`Д´)ノプンプン!! …

容器の問題

その後、鼻うがいは毎日続けている。 生理食塩水を作り、元の容器(300ml)に入れて使っている。 この容器、じつはフタが異常に固くて、素手でいくら回そうとしてもはずせなかった。 タオルを巻きつけてみてもムリ。 いくら私が箸より重いものを持てないイン…

忖度した?

「安井かずみのいた時代」をやっと読了。文庫本とはいえ、400ページもあるのは辛い。 しかも、登場する友人や知人が、まあ全体に彼女のことを褒めたり過度に忖度したりしているので、だんだんうんざりしてくる。 親しい人ばかりだからそれは当然として、読む…

禁制

相撲の女人禁制が話題になっている。 土俵に女性を上がらせないというのは、歌舞伎に女性が出られないのと同じくらい、「伝統なんだから……」で済む話だと思う。 別に女性蔑視でもなんでもない。そういうものが世の中にはある、ということだ。なにしろ伝統な…

ZUZU

「安井かずみがいた時代」(島崎今日子著)を読む。 田舎にいた頃から、安井かずみのことは、芸能雑誌のグラビアなどで知っていた。 ファッションモデルのようなルックスと作詞の才能、華麗な交友関係に 奔放な恋愛遍歴。 なにしろ60年代、六本木の「キャン…

鼻うがいふたたび

「病気が治る鼻うがい健康法」(堀田修著)という本を読んで、久々に鼻うがいを始めた。 慢性上咽頭炎(のどの奥の炎症)は、いろいろな病気のもとになるので、それを防ぐのに鼻うがいがいい、という話だ。私はわりと喉が弱いし、花粉症にも効果的ではな…