2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

フセンの誓い

「俳句表現は添削に学ぶ」という本をやっと読了。 例句がまず挙げられ、そのあとに解説と著者の直した添削句が並ぶという構成。例句をまず見て、自分なりにどう変えるかを考えて読み進んだので、えらく時間がかかった。なんだか受験勉強を思い出したが、俳句…

iPad

新発売のiPadを見に行く。 吉祥寺ヨドバシには数台のデモ機があり、ワタシもさっそく触ってみた。ひと言で言って……面白い!(^^;) 指で触れるだけで画面がサクサク切り替わり、写真や映像を表示できるのは、なかなか快感だ。やりだけすとなかなか止められない。i…

律儀

夏風邪をひいてしまった。体がだるく、痰のからむ咳が出る。 昔はほっといてもすぐ治ったものだが、年も年だし、 薬に頼ることにした。近所のサンドラッグで薬を買い、 二回ほど飲んだら、治ってしまった。 錠剤はあと21錠残っているので、かなり使える。こ…

日本的おもてなし

あまりに天気がいいので、お散歩。 吉祥寺から西荻へ向かうと、宮前あたりに和菓子屋さんができていた。 銀座に本店があるという。入って物色していると、お茶とゼリーを 一切れご馳走になってしまった。 すっかり敵の術中にはまってお菓子を二つ買ったら、…

欲望

昨日は自転車で、小雨を突いて新宿まで行った。ヤマダ電機で 旧型MacBookが爆安という話をネットで知ったため。 定価のほぼ半額というから、これは買わねばなるまい。 念のため、環八の東京本店をまずチェックするが、そんな値段は 出してないとのことで、新…

プライバシー

いちごのパックを買ったら、それを作った夫婦の写真がシールで 貼ってあった。製造責任を明確にしたということなんだろうが、 逆に言えば、なんでいちご程度でプライバシーを 晒さなきゃならんのか?という疑問は残る。 そうか、もう会えないかも知れないから…

スマートフォン

ワタシのケータイは分厚くてもっさりしたデザインだ。 誰が見ても数年前のものだとバレてしまう。 そこでケータイを替えようかな?と思って、ヨドバシのケータイ売場へ 行ってみたが、見事なほどに、欲しいものは何もなかった。 もう、既成のケータイはつまらな…

相撲

相撲は、さっさと白鵬の優勝が決まってしまった。 把瑠都がダメダメだったのが大きいが、こうしてみると 朝昇龍のヒールとしての大きさが分かるから皮肉なものだ。 彼がいれば、もう一波乱あって楽しめたような気がする。 夏場所の季語としては、こんな句が…

ミクシィ

一応ミクシィには入っているのだが、日記のうっぷは止めている。 理由はいろいろあるが、その一つはミクシィのシステムに、 いやらしさを感じるからだ。 そもそも、あの「足跡」というのが気に入らない。 自分の日記を誰が見に来たのか分かる仕掛けだが、そ…

ビクーニャ

ボールペンのジェットストリームの話から、ふと最近発売された ぺんてる「ビクーニャ」のことを思い出した。 この分野で独走を続ける(?)ジェットストリームに対し、正面から ぺんてるがぶつけてきた対抗商品である。 ぺんてる曰く、「世界一のなめらかさ」。…

許せない

東京FMの「ジェットストリーム」といえば、城卓矢……いやちがった、 城達也だ。 あの「……夜のしじまのなんと饒舌なことでしょう」の 惚れ惚れする名調子は、いまだに耳の奥に焼き付いている。 ジェットストリームといえば、同じ名前のポールペンがあり、 とて…

ただいまハイカイ中

さて俳句の話である。これまで読んだ俳句で一番驚いたのが、 鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし(三橋鷹女) という句だ。鞦韆(しゅうせん)は、ぶらんこの意。 俳句といえば、花鳥風月を詠むのが普通と思っていたのだが、 こんな恋の熱情を歌いあげる句があるとは、…

講演会

「貧困大国アメリカ」シリーズで知られる堤未果氏の講演会に 行ってきた。 内容は本に書かれたことが中心だが、ナマ堤氏の言葉で聴くと、 経済徴兵制やらプライバシーの崩壊やら、海の向こうの他人事とは 思えない。 とくに、学校の個人情報が軍に提供される…

匠の技

わが家のパソコンは、いまだにMacOS9環境ゆえに、 インターネットも見られないところが増えてきた。 たとえば、アマゾンで本を探そうとすると大変だ。 まず、エクスプローラでアマゾンの検索の窓に入力すると、 文字化けしてしまう。 ↓ そこで、もうひとつの…

大人かわいい

NHKクローズアップ現代で、「大人かわいい」ファッションを 取り上げていた。 吉川ひなのが火付け役で、アラサー世代の女性が、 年に似合わない(?)かわいい服を着ている、ということだ。 女性は、いくつになってもかわいい服を着たいのだそうだ。 女性心理に…

太っ腹

五木寛之の「親鸞」上巻を、無料でネット公開する――という 新聞広告を見た。 本が売れないいま、ずいぶん太っ腹な話である。というか、 「売るモノがたくさんある人はいいなあ」というのが、 第一印象であった(^^;)。 出す本出す本、その切り口がいちいち時…

俳句と短歌

俳句について勉強していると、短歌のほうも視野に入ってくる。 俳句はいかに省略し、短い言葉で言外の意味を伝えるかが大切だが、 短歌はその点長いので余裕ありまくりだ。 素人の短歌を読んでいると、余計な言葉が多すぎて鬱陶しく、 「もっと切って、いっ…

で、香山リカである。

去年新書で最も売れたという「しがみつかない生き方」は、 何事もほどほどに、ささやかな幸せや楽しみを噛みしめて 生きていければいいじゃん……という、 勝間と対極を成す内容だった。 勝間を目指して頑張り続けていた女性たちや、 24時間戦い続けていた一般…

「勝間さん、努力で幸せになれますか」(朝日新聞社刊)

……は、勝間和代と香山リカの対談バトルだが、ほとんど対談に なってないところが面白かった。 勝間は、努力すれば成功できるし、教育はそれを可能にする、と あくまでポジティブ。 香山リカは、さして向上心のない(?)自分も含め、 この格差社会では、心を病…

「真珠湾攻撃総隊長の回想・淵田美津雄自叙伝」

……を読む。 映画「トラ・トラ・トラ!」で田村高広が演じた海軍中佐の自伝である。 あの映画のなかでは一番カッコいい役で、とくに攻撃隊を率いて 真珠湾上空に到達し、「全軍突撃せよ!」と命令を下すところは、 元ミリオタ少年としてはしびれまくったもの…

「それでも日本人は戦争を選んだ」

……を読んだ。東大教授・加藤陽子が、栄光学園歴研のメンバーを 集めて講義したものの採録だ。 日清、日露、太平洋戦争と、日本の関わった戦争について 政治・経済、当時の国際情勢などさまざまな観点から、 なぜ戦争が起きたかを冷静に分析・検証していく。 …

貧困大国アメリカ

最近もっとも衝撃的で面白かったのは、 「貧困大国アメリカ」2部作である。 最近でたパート2では、学資ローンの支払いに追われる学生、 リストラでホームレスになったサラリーマン、 民間刑務所ビジネスと、悪夢のような連鎖の構図が浮かび上がってくる。 つ…

アカデミー賞授賞式

……を、やっと見た。 賞をかっさらった「ハート・ロッカー」の女性監督、 キャスリーン・ビグローがなんといってもハイライト。 なんたって、俳優もプロデューサーも壇上に上がったのだが、 その誰よりもでかいのだ(^^;)。 182センチあるらしい。やっぱり、あ…

ラジオ深夜便

……で仲代達矢のインタビューをやっていた。 なかなか面白い内容だったので続けて聴いていたら、 2回で終わってしまったorz インタビュアーの女性アナが、 あまり映画を見てない雰囲気ありあり。 このへんがNHKの限界か。まあ、聴いてる方も 映画ファンばかり…

俳句vs「1Q84」

時ならぬ俳句ブームのせいで、吹っ飛んでしまったのが 「1Q84」である。 上巻を読んでから、半年くらいかかって下巻が 手許に届いたのだが、ちょっと読んでいたら、 俳句に目が移ってしまった。 世界の村上を吹っ飛ばしてしまうんだから、日本の 俳句は凄い…

久々に更新。

昨年のマイブームはウォーキングだったが、 今年は俳句である。 どちらもハイカイには違いない(^^;)。 文藝春秋から出ているムック「俳句のある人生」を 手にとって、なるほど俳句もいいな、と思ったのがきっかけ。 さっそく歳時記を買ってきた。 読んでいる…