架空戦記に萌え〜

いつの間にやら年末。

今年の◯を振り返ってみると、

映画はなんといっても「ゴジラ −1」。

日本映画のCGも相当進歩していて、銀座で、海の上で暴れまわるゴジラの迫力にはビビった。すぐ近くまで迫ってくるように見える。こんなに怖いゴジラは初めてだった。

前半部の海上戦、主人公の乗る掃海艇のすぐ後ろに迫ってくるシーンも怖すぎる。夢に出てくるかと思った(^_^;)

 

後半の掃討戦には、なんと幻の局地戦闘機震電が登場する。

プロペラが後ろにある、いわゆるエンテ型で、高速・重武装を誇る。B29迎撃用に開発されたものの、試験飛行の直後に終戦を迎えたという不運な飛行機だ。

子どもの頃、プラモデルを作ったことのある私としては、大いに思い入れがあり、実機(CGだけどw)が縦横に飛び回り、ゴジラと対決するシーンには鳥肌が立つほど興奮した。ああ、この震電が戦争に間に合っていれば……?とは、元ミリオタ少年の見果てぬ夢なのでありました。

海軍の重巡・高雄、駆逐艦雪風も登場する。官民一体?でゴジラと戦う。見方を変えれば、これはアメリカに勝てなかった無念や挫折感を晴らすべく、いま一度のリベンジを果たそうとした……ようにも思える映画なのだった。

 

まあそんな裏目読みもできるが、自分にとっては震電架空戦記ものとして、大いに興奮し満足した作品なのでありました。もう1回見よっと。いや、来年1月にはモノクロ版も上映されるので、それも見たいなと(^_^;)