ひとふん商法

サンタナの「ギター・ヘブン/ロック・クラシックス」を聴く。
ロックの古典を集めたアルバムである。「While My Guitar Gently Weeps」、「Smoke On The Water」なんて、やっぱり
いい曲だなあと思った。
というか、「Smoke On The Water」――水の上の煙ってなんだ?と
思ってライナーノーツを見たら、
モントルーの音楽フェスティバルで騒動が起きて云々……と
いうような内容の歌詞だった。ふ~ん、こんな歌だったのか、と
いまごろ知った次第(^^;)。


しかし、他人の財産のいいとこどりといえるこのアルバム、
なかなか眼の付け所がシャープではある。思えばこの人、
「スーパーナチュラル」というアルバムでも若いミュージシャンを
集めてコラボレートし、ちゃっかりグラミー賞史上最多部門受賞と
いう大ヒットを飛ばしている。
年とってくるとオリジナルも辛いだろうし、他人の力を借りたり、
なにかのムーブメントに便乗する、というのは大いにアリだろう。
私も参考にしたいものだ。もっとも、周囲に力のある若い人が
いないとなあ。あ、人望も……(^^;)
「人の褌で相撲を取る」というこの方法、とりあえず「ひとふん商法」と
名付けたい(←名付けてどうするw)