マリアビートル

「マリアビートル」(伊坂幸太郎)を読了。
東北新幹線の車中で展開される、危ない男たちの、予測不能
サスペンスミステリー。話術の上手さで引っ張られる。
伊坂の小説はセリフも抜群に面白いのだが、唯一の欠点というか
気になるのは、登場人物のみんながみんな、
ハリウッド映画のような気の利いたセリフを喋るところだ。
いくらなんでもそれはないだろ!と言いたくなる。
でもそれくらい上手い。


ところで、伊坂幸太郎は仙台在住だが、毎朝ノートパソコンを
持って外出し、カフェをはしごしながら原稿を書いているらしい。
及ばずながら、私もポメラを入手したことで、
執筆スタイルだけは伊坂に近づいたわけだ。
うれしい……のかな?(^^;)。