由紀さおり

NHKスタジオパークに、由紀さおりが出ていた。
「夜明けのスキャット」など、昔の曲がなぜか世界的に
大ヒットしているという。
いまの若い人は知らないかもしれないが、自分は歌謡曲
世界で育ったので、それを大切に歌っていきたい……てな
ことを話していた。
そういえば最近読んだ「歌謡曲から『昭和』を読む」
(なかにし礼)でも、歌謡曲というのは昭和とともにあり、
昭和とともに終わった……と書いてあったな。
私も、歌謡曲はもうおしまいだと思っていたが、
由紀さおりのブレークを見てちょっと考え直した。
クールジャパンとして日本独自のものが高く
評価されているいま、歌謡曲が世界的に評価され、
ひばりや裕次郎など、かつての名曲がグローバルな
ヒットになることも、ひょっとしてあり得るのではないか?
そういえば、由紀さおりの歌声は、エンヤや
サラ・ブライトマンケルティックウーマンのような
“癒し”系列の、先駆的存在ではないか?
……などと、いろいろ考えてしまったのでありました(^^;)。