2013-09-17から1日間の記事一覧

「私」を削る

これも「本と映画と『70年』を語ろう」(鈴木邦男/川本三郎)から。 川本三郎は50歳を過ぎて、「日本語というのは主語が なくても成立する」と気づいた、という。だから、 「荷風と東京」を書いたとき、「私」を全部削ったとか。 「うまい酒は水のようだとい…