長嶋騒動

ワタシはとくに野球ファンでもないが、日テレの野球中継は
つくづくひどいと思う。
アナウンサーや解説は巨人ヨイショ一辺倒だし、試合途中で
中継終わらせるし、やたらCMをはさむ。
バッターが三振してCMになったので、その回は終わったのかと
思ったら、まだ途中だったってことがよくある。
野球に対するリスペクトが感じられず、巨人の試合を
いかに高く時間単位で売ろうかという姿勢しか見えない。


いちばんひどいと思ったのは、十数年前だろうか、
読売新聞登山隊がチョモランマに初登頂したという実況を
巨人-阪神戦に割り込ませて中継したこと。
せっかくビール飲みつついい気分でプロ野球を見てるのに、
まったく関係ない登山風景を見せられる――野球ファンで
なくとも強烈な不快感をおぼえる事件だった。
知人は、この割り込み中継が済んだあと、試合に戻ったら
巨人が逆転されていて、余計腹が立ったと言っていたw


今回の長嶋観戦騒動も、何日も前からPR攻勢がすごくて
うんざり。本人は元気そうでなによりだったが、
低視聴率を挽回するためには、およそ利用できるものは
なんでも利用しようとする日テレのあせりがうかがえて、
見苦しいったらありゃしない。
結果、広島に負けて、相当ずっこけたと思われるがw



[日テレネタで]
もうひとつ。
かつての全日本プロレス、この中継もひどかった。
その元凶はK持アナ。


ジャンボ鶴田が守勢に回っているときにやたらと使う
フレーズが、
K持「鶴田、落ち着いています!」。
べつに落ち着いてるとこなんか見たくないやい!


アメリカではヒールのT・ファンク、現地の試合で
観客のすごいブーイングを受けるが
K持「テリーにすごい声援です!」。


離婚の心労で別人のように痩せて来日した
ドリー・F・ジュニアを
K持「このシリーズのために、シェイプアップして
きました!」。


タッグで相手チームにボコボコにされている天龍。
K持「馬場さん、天龍はあえて攻撃を受けてるんですかね。
相手にやらせてるんですかね!?」
馬場「いえ……やられてんですよ」
見りゃ分かるだろ!


新年のシリーズ初日、デストロイヤー対若手の試合。
K持「馬場さん、デストロイヤーは今回若手の力をじっくり
チェックしたいと言ってましたね」
馬場「え、そうですか? おかしいな、彼は明日
帰っちゃうんですけど」
K持「……」
取材してないのがバレバレw


しかし、なんと言っても極めつけはこれだろう。
K持「馬場さん! アキレス腱固めはどこが効くんですか?」
馬場「(ボソリと)アキレス腱ですよ」
全国2000万プロレスファンの失笑とタメイキが
聞こえてくるようだった……(^^;)。