『東京人』11月号の

対談『散歩からはじまる、まちづくり』のなかで、
商店街の繁栄の3つの条件として、
「歩ける」「座れる」「夜遅い」を挙げていた。
とくに「座れる」に関しては、ベンチなどを置くことを
提唱している。
30分歩いて、ベンチで5分休めば、また30分歩ける。
それだけ、ゆっくり商店街で買い物をしてもらえるというわけだ。


これはちょっと目からウロコだった。
確かに阿佐ヶ谷のパールセンターなど、途中にベンチがあれば
一往復してもいいって気になるかもしれない。
西荻だって、骨董屋を回るコースの途中で休憩できれば、
もっと中高年を呼び込めるような気がする。
ベンチを置くなんて、たいしたコストはかからないんだから、
やってみればいいと思う。
道ゆく人をボーッと眺めながら休憩するのは、
なかなか楽しいもんだし。