卑怯(2)

藤原正彦氏によると、「ひとりを大勢でいじめるのは
卑怯」だそうです。ひとりがいくら強くても、大勢に
勝てるわけがない。だから、たとえそのひとりが悪くても
大勢でかかるのは卑怯である、と。
これを読んで、いじめの問題が氷解しましたw


昔、クラスでなにかというと他の者をあおって
ひとりをいじめたり、なじるヤツがいました。
そいつは学級委員でリーダーシップもあり、
確かに言うことは正しいのだけれど、
いつも周囲を巻き込むところが釈然としませんでした。
藤原氏の論法でいくと、そいつはまさに「卑怯」だったわけです。
あ~、スッキリした。


そうするってえと、プロレスのバトルロイヤルってのも
相当に卑怯ですねえ……って話がちがう?w


■さもしい
NHKのお昼のインタビュー番組を見ていると、
泣かせようとする作為が見え見えで興ざめする。
わざわざゲストへの手紙を読み上げて涙を誘い、
カメラがぐぐっとその顔をズームアップ。
「早く泣け!」と言わんばかりのカメラワークだ。
作り手のさもしさ、あさましさといったものを感じるのは
こういう時である。


だいたい、いつも会ってるような間柄の人間に
手紙を書かせるなよっ!w