2006-05-02 ウディ・アレン 『さよなら、さよならハリウッド』を見る。 ウディ・アレンの映画はだいたい何をみてもハズレはなく、 これもストレス性失明になった映画監督が映画を撮るという 荒唐無稽な話を、うまくまとめていて笑わせるのだが、 ある意味枠をはずれて大化けするとか、あとをひく感銘とか からは遠いものがある。 やはりニューヨークのインテリの限界であろうか。 初期の『カメレオンマン』のような、超絶的アイデアと 不条理に満ちた作品が好きだが、あんなすごい発想は 若いうちだけか。