ウディ・アレン

さよなら、さよならハリウッド』を見る。
ウディ・アレンの映画はだいたい何をみてもハズレはなく、
これもストレス性失明になった映画監督が映画を撮るという
荒唐無稽な話を、うまくまとめていて笑わせるのだが、
ある意味枠をはずれて大化けするとか、あとをひく感銘とか
からは遠いものがある。
やはりニューヨークのインテリの限界であろうか。
初期の『カメレオンマン』のような、超絶的アイデア
不条理に満ちた作品が好きだが、あんなすごい発想は
若いうちだけか。