カントリー・ロード

●法事で山口に帰省。
土曜日の当日、旅支度のため、押し入れやらなにやら、
ふだんあまり触ったことのないゾーンをかき回していたら、
猛烈な目のかゆみとくしゃみが襲来。
花粉が溜まっていたらしい。みるみるうちにまぶたが腫れ上がり、
お岩さんみたいになってしまって、もうビックリ。
鏡を見ようにも、まぶたの上下がぷっくり膨れあがって、
目が開かない。
田舎帰るのをやめようと思ったが、仕方なくサングラスかけて
強行出陣。ホントに駅でも回りが見えづらくて困った。
新幹線車内では、じっと窓の外を向いて寝たふり。
目の見えない人たちの苦労が、よく分かりマスタ_| ̄|○


●帰省して、田舎をうろうろ。
海岸べりにできた人間魚雷・回天の記念碑を見る。
特攻に出撃した人たちとは別に、事故などでなくなった乗組員の
氏名が刻まれているのだが、その数なんと57名。
かりにほとんど訓練で死んだとすれば、非人道的なのはもとより、戦争という国家単位の事業推進の上でも、
なんと非効率的なプロジェクトかとあきれてしまう。前途ある
若いモンを、いたずらに死なせる世の中なんてサイテーだ。
天禁止の青春さ……といきたいもんである(古っ)


●法事で坊さんの読経が、えらく短かった。
17回忌ともなると、坊さんも省力化を図るので
あろうか。いや、短いのはうれしいんだけど。足しびるれし。
でも、せっかく新幹線に長時間乗って帰省したんだから、
ちったあ長くやれよと言いたくもなったり(^^;)……人間、
勝手なもんです。
兄嫁によると、以前坊主の奥さんが代理で読経するのを
聞いたことがあったが、可愛い声なのでなんとも
違和感があって不評だったらしい。そういえば、お経って
女の声には向いてないような気がする。
そうか、「男は読経」って、このことだったのか!?w


●山口の実家でも、うちと同じA新聞を取っていたが、
日曜日のそれは東京版より10ページ少なく、夕刊なしで
購読費はひと月3000円ちょいらしい。な~んだ、安くていいな。
分厚くたってたいして読むとこないし、
山口版、東京でも配ってくんないかな(^^;)。