西荻の有名人

昨日の夕刊には、追悼記事に丹波哲郎が。
写真は「砂の器」。007のタイガー田中を別にすれば、
これが代表作だろうな。
砂の器」といえば、最後の50分くらいにわたる長い
回想シーンが印象的だが、あれは丹波哲郎が語り手だから
もったような気もする。親子の旅を描く回想部分がだんだん
ウェットになってくるのだが、語りの丹波がドライな印象だけに、
ちょうどバランスがとれていた、という感じだ。
その丹波が、最後のあたりで涙ぐむので、より
愁嘆場が盛り上がるということになる。
あれを仲代達矢あたりがやっていたら、
見ていて疲れたにちがいない(^^;)。


同じ西荻住民として親しみをもっていたのだが(?)、
ほとんど見かけることはなかった。
地元でメシを食べるなんてことはなかったのだろうか?
まあ、戎あたりには来ないだろうけどw