自転車二題

MUJIのハンドルを、よりライズ幅の大きいものに換えてみた。
正面から見ると、ワシが羽を広げているように見える。
まるで大正製薬のマークだ。
つまり姿勢としては、より体が起きてラクになり、とても
鬼漕ぎする気にはならない。
24インチのフレームに比べて、ハンドルがでかいような気がするが、まあ気にしない。
ワタシは軟式自転車部なので、これでいいのだ。
派手なジャージ着て前傾姿勢でロードレーサーをしゃかりきに
走らせる……などという硬式は、入れてあげないのだ。
ラクちんラクちんと言いながらのんびり走る……これでいいのだ。
しかし、たまに人と一緒に走ると、見栄はってペースがつい
上がってしまい、軟式ならざる走り方になってしまうことがある。
これではいかん。まだまだ修行が足りん。というわけで、
超・軟式を極めるべく、きょうもひとりでダラダラ走るぞっと。


●NHK教育の「中高年のためのサイクリング入門」、
昨日は小径車でツーリングというテーマだった。
スペシャライズドのglobeという折り畳み自転車で、
水郷・潮来あたりをのんびりツーリング。
藤岡弘が「これいいねえ、ちゃんと変速もついてるし」etc.と
褒めるので、あまり知らない人だと、すっかり洗脳され、
小径車を買ってツーリングしてみたい!と思うだろう。
すると案の定、翌日和田サイクルには「globeはないか?」との
問い合わせがいくつかあり、結局BD-1が売れたという。
うーむ、テレビの影響力は凄いなあ(^^;)。


といいつつ、店にあるglobeを眺めていると、だんだんそれが
いいモノのように思えてきたから不思議だ。
小径車にはスレているはずのワタシとしたことが、
あぶなく買うところだった……というのはウソだけど(^^;)。
よい子のみなさん、映像の魔術には気をつけましょう(?)。