賞レース

アカデミー賞候補作品が発表された。
わが「硫黄島からの手紙」は作品、監督、脚本など4部門の
候補になっている。こんど監督賞とったら、イーストウッド
3年連続? スゲェー(^^;)
もし落ちたら、久しく受賞者のない、日本の国民栄誉賞でも
あげたらどうだろうか? あんな日本映画以上の日本映画を
撮って、日本をワールドワイドにPR(?)してくれたわけだからさ。
日本国籍をもたない王貞治も受賞してるくらいだから、
文句はあるまいw


渡辺謙が主演男優部門でダメだったのは、分かるような気がする。
あの役をあれ以上に演じるのは難しいだろうが、賞に価する
演技とかキャラクターは、もっと複雑で内面的な葛藤をもった
ものでないとダメということだろう。
しかし「父親たちの星条旗」が音響効果賞だけというのは
いささかさびしい。あれだって、相当いい映画だと思うが。
フラガール」が、外国映画部門の一次予選で落ちた、という
のには納得。描写がベタベタだもんなあ……(^^;)。


それにしても、人ごととはいえ、賞レースを占うのは面白い。
賞もらって喜ぶ俳優や監督を見ていると、自分のことのように
うれしくなったりする。今年はどんな面白い演出やスピーチが
あるか、大いに楽しみだ。