ボディガード

NHK-BSで「ボディガード」をやっていたので、つい
見てしまう。
最近はすっかり落ち目のケビン・コスナーも、このころは
若くてカッコよかったなあ。
コスナーといえば、イギリスのブレア首相が引退したが、
彼が就任した頃、「K・コスナーみたいでカッコいい」と
思ったものだ。いまじゃどっちも落ち目の三度笠……(^^;)
人間、イメージコントロールと引き際は大切ですな。


ところで「ボディガード」のタイトルは、
劇中にも出てくる黒澤の「用心棒」からいただいたようだ。
「用心棒」も、あちらでのタイトルは「ボディガード」らしい。
昔から気になっているのだが、この二つは重なる部分もあるが、
似て非なるものではないか?
よくヤクザの出入りを描いた映画で、「用心棒を雇う」という
シチュエーションが出てくるが、この場合、親分の護衛ではなく
その組の戦力的な補強といった位置づけになることが多い。
実際、「用心棒」でも、三船の主人公は親分の護衛を務めては
いない。
だから「用心棒」を「ボディガード」と訳すのは、なんだか
抵抗があるのだが……適当な訳がないのかねえ。