ネバーエンディング・テーマ?

「たたかわないダイエット」(丸元淑生)を読む。


アメリカ留学中にすっかり肥満してしまった娘のために、栄養学の見地から最も今日的なダイエットでウェイト・ロスを試みた父と娘のたたかいの記録。父の栄養学の知識をフルに生かした望ましい食事を食べ続けることで娘の肥満が解消されていく。従来のダイエットにありがちだった食欲をおさえたり、極端な偏食をすることなく、正しく食べることで痩せられるフィットネス講座」。
……と、以上はアマゾンから引用。この人の本は昔から読んでいるのだが
理論的には納得できても、かんじんのレシピがめんどうで、とても
ひとりもんにはできそうもない。で、速読して終了。


続いて「ぼちぼち結論」(養老孟司)を読んでいたら、目が点になった。
「私も最近ダイエットをして、体重を4ヶ月で1割減らした。やり方は
簡単である。毎食を半分にしただけである(以下略)」
なんと明快かつ簡単な方法ではないか。
全身から、ウロコが138枚ほど落ちた。


しかしよく考えると、これも難しそうだ。なんといっても、食欲と
戦うのは至難の業である。実際のところ、昼飯はちゃんと
食べたのに口が淋しくて、この本を読みつつ
西荻・おもちやさんのいちご大福とおはぎをむさぼり食っていたワタシである。


どちらの本も、正しいと思う。しかし、どちらの方法もムリっぽい。
やはりダイエットと整理法は、ワタシにとって永遠のテーマだ(^^;)