どうでもいい

これは友人某氏の口癖でもあるのだが、
たしかに年取ってくると、こう思うことが多くなる。
これは、老化とともに自然に身に付いてくる老人力、ないしは
自衛本能のようなものだろう。いちいち些末な情報に
かかずらっていたら、残り少ない人生がもったいない……と
考えるからではないか。年を取って、いいと思うことの一つだ。
イヤなことやつまらないことなど、2、3日で忘れているのは、
「どうでもいいメカニズム」が自然に働いているのかもしれない。


いまや、世の中の動向−→どうでもいい、タレントの○○が
ブレークした−→どうでもいい、○○と○○があやしい−→
どうでもいい、○○という映画が評判だ−→どうでもいい、
車が売れない−→どうでもいい……と、挙げればきりがない。
善福人になって、周囲に店もなく静かな環境が、
それに拍車をかけた形だ。テレビもますます見なくなり、
新聞も取らなくなって、ますます「どうでもいい」化は
進みつつある。われながら、どこまでいくか楽しみだ。
……ん、それもどうでもいい?(^^;)