なでしこジャパン

勝戦を見ていて思ったのは、女子はいい意味で国家とか名誉とか、
男子の抱える重圧から自由な感じがすること。
男子のサッカーは戦争の代償行為だが、女子はスポーツとして
楽しんでいる、という気がする。
経済的に恵まれてないということも、そんなイメージにつながる。
PK戦の際、監督がニコニコしていたのも、そういうことなのだろう。
女子のスポーツといえば東京五輪金メダルの女子バレーを思い出すが、
あの超ストイックな雰囲気(勝つまでは嫁にいかない、とか)、
ニコリともしなかった「鬼の大松」とは、えらい違いだ。
そんな時代の流れも感じた。


歳時記をめくっていたら、こんな句があった。

「撫子やそのかしこきに美しき」(惟然)