原発本(2)

原発の闇を暴く」(広瀬隆・明石昇二郎)を読む。
ここのところ、原発特需(?)で売れまくっている広瀬隆
昔からその過激な論調でキャラの立った人だったが、最近あまり
お見かけしないと思っていたら、福島原発事故以来、水を得た
魚のような活躍ぶり。思わず「お久しぶりね~♪」(by小柳ルミ子)と
声をかけたくなる。
さんざん原発の危険性を訴えていた彼からすると雌伏ン十年、
「それみたことか!」てなものであろう。
この本でも、原発推進派の実名を挙げて容赦なくぶった斬る
舌鋒の鋭さは相変わらずで、背筋をゾクゾクさせながら読んでしまった。
年を重ねたのだから、少しは丸くなったのかと思ったら、
ますます過激に、言いたいことを言っている。いや~、エライ。
私も少し見習わないと……思ってしまった(^^;)。