高峰秀子

高峰秀子との仕事2 忘れられないインタビュー」(斎藤明美)を読む。
著者は週刊文春の記者で、インタビュー記事の仕事から高峰秀子
親しくなり、彼女の本を次々に上梓、ついには養女になったという人。
一部からは、「高峰を食い物にして……」とかいうやっかみも
あるようだが、あの人を見る目の厳しい高峰秀子が養女にする
くらいだから、やはり相当なキャラの持ち主だろうと容易に
想像がつく(私なら、養子にしてやると言われても丁重にお断り
するだろう。とてもおつきあいする自信はない)。


高峰秀子の流儀」「高峰秀子の捨てられない荷物」など、
この人の高峰シリーズ(?)はどれも面白い。
これからも高峰秀子のことを書き続けるようだが、ご本人は
すでに亡くなっている。はたしてネタはあるのか?と気になるが、
やはりあれだけの大女優だ。まだまだ鉱脈(?)も切り口も
あるような気がするからこわい……いや楽しみだ(^^;)。