ショーン・オブ・ザ・デッド

レンタルDVDで「ショーン・オブ・ザ・デッド
(エドガー・ライト監督)を見る。2004年製作の、
イギリス風ユーモアに彩られたゾンビ映画
知人に教えてもらったのだが、いやはやなかなか面白い。
このジャンルではなかなかの傑作ではないか。
随所にまぶされた、笑いのツボにはまってしまった。
街にはたくさんのゾンビが徘徊しているのに、外に出た
主人公が全然それに気がつかないところとか。
ゾンビの頭を直撃するためにアナログレコードを
投げつけるのだが、投げる前に「これはとっとく」
「これはいいや」と、いちいち選ぶところとか。
終盤、ゾンビに囲まれたパブの中で、非常事態にもかかわらず、
みんなで痴話げんか(?)するあたりも笑える。
そして、ちょっぴりほろっとさせられるラストがうまい。


ちなみに、監督と主演の音声解説によると、ゾンビに
投げつけるアナログレコードはプリンスとか
シャーデーとかダイアー・ストレイツとか実名が
出てくるのだが、いちいち本人に許可をとったのだそうだ。
投げられたレコードのアーティストは、どんな気が
したことやら……?(^^;)