深夜0時30分

剛力彩芽というタレントがいる。はじめてこの名前を聞いたとき、
なんてひどい名前をつける親がいるんだ、とあきれた。
だって「剛力で殺める」んだもんね(^_^;)。
いまや中東方面映画の専門(?)になったキャスリン・ビグロー監督の
ゼロ・ダーク・サーティ」を見たら、ついこの名前を連想してしまった。
この映画、相変わらず女性監督という枠抜きで語れる豪腕の演出力で、
2時間40分があっという間、見応え十分。ビンラディン
アジト急襲シーンは、かつてないほどの緊迫感で、息苦しくなるほどだ。
ヒロインの内面やモチベーションを、ほとんど説明しないのもいい。
このジェシカ・チャステインという人、アカデミー主演女優賞を狙える
だろう。
ま、とにかく監督の剛力殺めぶりに、圧倒されてしまいマスタ(*_*)


ちなみにこの映画、アカデミー賞レースでは「アルゴ」と競って
いるようだが、わたし的には「アルゴ」に獲って欲しい。なぜなら、
それでベン・アフレックが監督に専心できるだろうから。
あの間延びした長い顔と退屈な演技は、もう見たくからだ(^_^;)。