便利すぎ

週刊文春阿川佐和子対談で、山藤章二
デジタル社会はいかんと力説していた。夫婦の会話で
「水の江滝子って死んだんだっけ?」なんて会話が、
スマホなんかあるとすぐその場で調べられてしまうのが困る、と。
別に事実はどうでもよくて、そうした他愛のない内容で
夫婦の話題が3,4日はもつのが大切だ、というのだ。
これには、大いに頷いてしまった。


私も、友人と話していて、「歌手の◯◯ってまだ生きて
たっけ?」とか、「タレントの◯◯はどうしてるかな?」
などという話題になり、友人のiPod touchで即座に
調べてもらうことがある。
これは便利だが、なんだか味気ない。別にそんなにすぐ
分からなくても……と思ってしまう。
このむなしさ?はなんだろう。
便利なら便利で、いやあ人間って勝手なもんですな(^_^;)。