ハグ問題

見るともなく朝ドラ「マッサン」を見ていたら、
またまた盛大に「ハグ」をしていて、ウンザリした。
赤紙が来て出征する青年を、みんなで送るシーン。
父親(風間杜夫)が、息子(堀井新太)をグッと強く
抱き締めるのだ。
オイオイ、それはないだろう。
いまだって日常でハグなんて普通しないし、まして
戦時中の話だぞ。
当時の日本人が、ハグなんかするわけがない。
どうも最近のドラマは、感動を盛り上げるための
イージーな表現として、ハグを使いまくっている感がある。
日本人の身体文化として、絶対にあり得ない。
いや許せない。


考えてもみてほしい。
父親を笠智衆に、息子を佐田啓二に置き換えてみたら、
絶対にハグなんかしないはずだ(古っw)。