小さなコトが気になる

A型な性格です。
昨日、wowowでやってた『ラスト・サムライ』を
見るともなく見てたら、サムライたちの最後の突撃の際、
敵役の隊長が「Fire!」と号令して一斉射撃。
しかしなおも向かってくるサムライたちに対し、
「Fire at will!」と叫びます。
これって「各自勝手に撃て!」という意味ですが、
字幕では「一斉射撃!」になってました。
オイオイ、全然逆じゃんかよw
まあ緊迫した場面だから、あまり長い字幕を出すのも
アレかなと判断したのかもしれませんけど、
正反対な訳はいかがなものかと。
それとも「一斉」の意味がわかってない?w


戸田○津子さんの字幕には長いことお世話になってますが、
この人ミスも多いですね。
いちばん唖然としたのは、『トップ・ガン』でカタパルトの
ことを「脱出装置」?云々と訳していたこと。
女性だから、軍事用語に弱いのかな。


まあ、こんなことがいちいち気になるというのもアレですが、
逆にいうとどんな些細なことでも楽しめるということかも。
なんてオトクな性格w



勘違い女を演じる女優・世界一決定戦――というのがあるとしたら、
小生はユマ・サーマンをナンバー1に推したい。
それというのも、さきほどwowow
ユマ・サーマン 駆け抜けるニュージャージー』という映画を見たゆえ。
男運に恵まれない主人公が、バーで見つけたさえない男に
入れ込み、だれが見ても相手にされてないのに、必死で
自分を売り込む。空気を読めないその過激な入れ込み方が、
滑稽を通り過ぎて、もはやコワイ領域に達しているのだ。


このイタイ女を、みごとに演じきっているユマ・サーマン
キル・ビル』のようなハチャメチャヒロインも好きだが、
こういうコミカルとシリアスの間を行き来するような役柄も
ピッタリなんだなあ。
思えば10年くらい前の佳作『好きといえなくて』でも、
アナウンサー志望なのに、事故のニュースを微笑みながら
喋ってしまうという、これまた勘違い女をかわいく
好演していたもんだ。


しかし、実際にはこんな美女に言い寄られたら、たいがいの
男はOK牧場になってしまうはずだが、ニュージャージー
男って、見る目がないんだろうか?
……と、あのなが~い指を見ただけでハァハァしちゃう
私なんぞは、不思議でしかたないのでありましたw
というわけで、他人にとってはつまらん映画でしょうが、
この作品はDVDに焼いて保存決定!w


ついでにいうと、なんだよこの邦題。
原題は『ヒステリー性失明』なんですけど。
どこが駆け抜けるニュージャージーなんだw
……と、こちらもいいたいホーダイw