『ギター弾きの恋』(テレ朝深夜)を

見るともなく見ていたら、最後にビックリ。
(以下ネタバレあり、注意)


この映画は、戦前に活躍したというジャズ・ギタリスト、
エメットの伝記的な物語。
劇中W・アレンやらジャズ評論家?やらの
コメントが挿入され、エメットの奔放な人生と人間像が、
さまざまな角度から語られる。
しかし! ラストのクレジットで、じつはこれが
架空の物語であることが明かされ、観客はアレンにみごとに
だまされたことに気付く……というのが、最大のオチであり
面白さである。


それが、このテレビ放映版では、なんと最後のクレジットが
流れる前に、放送がプツンと終わってしまったのである!!
まあ地上波ではいつものことではあるが……ひ、ひどいw
これじゃ、見た人はエメットというギタリストが
実在したと思うじゃないか!
騙されたという快感を、味わえないじゃないか!
アレンが見てたら、怒るだろうな。
あまりのことに、CMの画面を見つつ、しばし
ボーゼンとしてましたw
まあいまどき、地上波の映画をマジメに見る人も
いないだろうけど……。