『24・シーズン3』

連休中は風邪気味で体調最悪。
パソコンも触る気になれなかったッス。


そんななか、つい見始めてしまった『24・シーズン3』。
噂には聞いていたが、なるほど聞きしにまさる面白さ。
あれよあれよという間に録画した分すべて、最終回まで
見てしまった。
夜中に見ていると、きょうはこの回までにしておこうとか
思うのだが、毎回々々憎らしいほどいいところで
終わるので、ついまた次の回を見始めてしまう。
いわば、毎回『SW/帝国の逆襲』状態w


テロとの戦いがテーマだが、いちばんショックだったのが、
テロリストの脅迫にやむを得ず従って、主人公が上司の本部長を
射殺してしまうところ。
もはや味方の犠牲はある程度仕方ない、と考えるほどに
アメリカ人はテロに対して切羽詰まった心境にあると
いうことか?
そして、ハイテクを駆使した捜査技術。人名、写真、指紋など
個人のデータを即座にどこからでも閲覧できるシステム。つまり
個人情報はすべて国家に把握されているということだ。
テロも怖いが、こっちも怖い。


楽しみつつも、これがやがて現実になるのでは……と
背筋が寒くなる。そしてある意味、このドラマは来るべき
恐怖の未来に対して、 心の準備をしておこうという、
教育番組のようにも見える。
『24』は、いろんな意味でかなりヤバイ。