阿佐ヶ谷詣で

街のデータベース・阿佐ヶ谷Wikiを見ていたら、
本屋をのぞいてみたくなった。で、自転車でゴー。


青梅街道の区役所前にある「書原」は、本好きにはたまらない
オーラがぷんぷんの、すんばらしい品揃え。
岩波文庫は揃ってるし、植草甚一スクラップブックがずらりと
並んでいるのには腰を抜かした。かといってベストセラーも
ちゃんと揃えているし、店員も本好きで、本のことをよく
知っている感じだ。
やや通路が狭いのも、書庫のような、独特の居心地のよさに
つながっている。夜12時半まで営業というのもエライ。
いい本屋の有無は、その街の文化的レベルを表していると思う。
こんな本屋があるとは……阿佐ヶ谷恐るべし。


一方、駅前の「書楽」は広くて見やすいが、まあ普通の駅前書店
という感じ。万遍なく品揃えしてあるが、インパクトはない。
駅前というのは、どうしてもこんな感じになりがちだな。


ちなみに、冒頭の阿佐ヶ谷Wiki、情報量は意外と少ない。
後発の西荻ゐきのほうが圧倒的に多い。口うるさい、こだわりの
人が多いからだろうか?(^^;)。