フォレスター?

「林住期」(五木寛之)を読む。
人生を100年として4つの期間に分け、50~75歳を
林住期と呼ぶ。この期間が、人間にとってもっとも輝ける
充実した期間であり、これまでの仕事を離れてまったく
違うことにチャレンジしよう、好きなことをやろう――と
五木は言う。
まさに団塊世代にドンピシャの企画であり、この世代が読んで
指針としたりそれなりに納得したりできる内容になっている。
ふと考えてみると、五木の本を支えてきたのは、団塊である
ことに気付く。なにしろ数が多いので、この世代層を読者に
持っていると、安定して売れる確率が高いわけだ。
そういえば、植木等クリント・イーストウッドを支えてきた
のも、団塊ではないか。
こういう世界では、親子くらい下の世代をターゲットにするのが、
マーケティング的にはいいんだろうか。


まあ林住期というか、ワタシくらいの年になると
いつ臨終が来ても不思議ではないデスガw