顔面スペクタクル

wowowで放映した「プロデューサーズ」、録画して好きな
シーンを繰り返し見ている。とくに前半の、主役ふたりが
ネオナチ男と、ゲイの演出家を訪ねるところが
何度みても笑える。
それに、わがアイドル、ユマ・サーマンの登場シーン。


主役のネイサン・レインのことをググッて調べていたら、
身長165cmとあったので、ふーんワタシと同じくらいかと思い、
ひょっとして体型も似てる?と、ちょっと_| ̄|○
オーディションに訪れたユマ・サーマンに、こりゃいい女だと
ホクホクのネイサン・レインがにじり寄る場面があるが、
ふたりが並ぶと、頭ひとつくらい違う。
そうかユマ・サーマンとオレはこれくらい身長差があるのか、
と愕然。現実は厳しいっす<(_ _)>ショボーン


それにしても、改めて感心するのは、ネイサン・レイン
顔の破壊力だ。驚くべき八の字眉。まなこと連動して、ほとんど
直立に近いくらいに下がる眉は衝撃的で、もはや
スペクタクルと言ってもいいくらいだ。
達者な演技力と反射神経で何度も下がりまくる眉を見ていると、
理屈抜きにおかしい。この眉なら、お金を払ってもいいとさえ
思ってしまう。
人種や民族を超えて、「だれが見てもおかしい」と思える
俳優がいる。たとえば渥美清や、ロベルト・ベニーニ
(「ライフ・イズ・ビューティフル」)なんかがそうだと思うが、
ネイサン・レインも、迷わずこの殿堂に入れたい。


と、この映画はけっこう好きなのだが、ミュージカルなのに
あまりいい曲が入っているとは言えないのが残念だ。
でも、ネイサン・レインの眉をじっくり見たいので、
DVD買おうかな……(^^;)