見せすぎだよ

wowow「ソウ3」を見る。
あまりのえぐいスプラッタシーンに手で画面をさえぎり
字幕だけを確認。マイッタマイッタ……
しかしなんでここまで見せたがるのかねぇ。
映画としてはよく出来ていて、飽きさせない展開なのだが。


おなじく「テキサス・チェーソソー/ビギニング」を見る。
これまた残酷なシーンてんこ盛りで勘弁してほしいなあ。
マジメに、青少年に与える影響を心配しちゃうぞ。
この映画の欠点は、結末が分かっていることだ。
なにしろビギニングなのだから、事件に巻き込まれる連中は
だれも生き残れない、と。
それにしても、ヒチコックのような、残酷な場面は観客の
想像に任せた時代が懐かしい。


おなじく「マッチポイント」(ウディ・アレン)を見る。
なぜかPG12指定なので、そんなにエロい場面があるのかと
期待したが、とくにそれらしいところはなく、肩すかし(^^;)。
キツネにつままれたような気分で考えてみると、
殺人を犯した主人公が捕まることなく物語が終わってしまう、
つまりモラル的に問題があるからではないか?と推測。
こういうサスペンスものを撮っても巧いウディ・アレンに感心した。
そしてなにより、スカーレット・ヨハンソンが、ちょっとエロくて
小生意気という役柄にピッタリはまっているのにもビックリ。
これまでの出演映画のなかでも一番いいのではないだろうか。