基本的な本能・その2

wowow氷の微笑2」を見る。
今年のレジー賞を独占したという本作、前作にはどうせ及ぶべくも
ないだろうが、せめて突っ込みどころ満載か?と期待して見たところ、
突っ込むところすらないという有様でガカーリ_| ̄|○
シャロン・ストーンの経年変化もつらいが、他の役者に全然
魅力がないので、見ているのがしんどい。
相手役の男なんか、もう顔も思い出せないほどだ。
で、車が右ハンドルなのを見て気付いたのだが、
舞台はロンドンであった。
ロンドンである理由もさっぱり分からない。
昔、「スター・ウォーズ」は、製作費を安くあげるために
イギリスのスタジオを使ったという話があるが、
これもその口かいと思ってしまった。
そういえば「スター・ウォーズ」には地元イギリスの俳優が出ていたが、
これにもシャーロット・ランプリングが出ている。
前作は、主人公の海辺の別荘とかサンフランシスコの坂道とか、
舞台装置も見栄えがしたものだが、暗~いロンドンで
劣化いちじるしいシャロン・ストーンでは、いかにも辛い。
やっぱり第2作って、タイミングを逸するとダメなのねと
再確認したのみでありました。