ガラスのおしゃぶり

テレビを見ない(見られない?)生活になってから、かなりの時間がたつ。
いや、見ようと思えばマックを起動すればいいのだが、ふだんの
NHKニュースなど、キッチンにあるラジオで済ませてしまうくらいのもんである。


テレビを見ないと、夕方から夜にかけてかなりの時間という資産があり、
この間に本を読んだり書き物をしたりと、かなり贅沢に使えることを再認識した。
「本を読むには時間がいる。ガラスのおしゃぶり(テレビ)は時間を取りすぎる。
……際限もなくしゃべりまくる四角い箱の電源を切れば人生は充実し、同時に、文章の質も高まることは請け合いである」と、スティーブン・キングは言う(『小説作法』)。
文章の質はともかく、この時間が充実しているのは本当だなあ。


心なしか、ネットも最近マンネリ気味だ。
テレビ同様、ワタシには無縁の情報の洪水という気がしてくる。
MacBookも、一時ほど欲しいと思えない。
なんとか今世紀中にはゲットしたいと思うが……(^^;)。
基本的には自分はアナログ人間だと、図書館で借りてきた
東京島』(桐野夏生)などめくりつつ、
あらためて実感する日々であります。
(それはハイビジョンテレビやMacBookを買えない負け惜しみだ、という
声も多々ありましょうが、 そういう的を射た、痛いところを衝く意見は、
あえて無視させていただきますwwwwww)