坊っちゃん

週刊文春小林信彦のエッセイが、このところ血液型を取り上げている。
夏目漱石はB型であり、「坊っちゃん」の主人公はB型だ――という指摘には、
なるほどと頷いてしまった。
あの早とちりで無鉄砲な性格、さっぱりした気性、立ち直りの早いところなど、
まさにB型という感がある。
ついでにいうと、「坊っちゃんは、ほんとに良いご気性で」と
彼を愛してやまない女中の清は、A型ではないか?と勝手に推測。
AはBについつい尽くしてしまうのである(振り回されるともいう)。
古今東西の小説を血液型で分析すれば面白いかも知れない。


ところで、小林信彦もB型ということだが、
B型で机にへばりついて文章を書ける人間がいる、というのが
いまだに信じられない(^^;)。