大臣

菅直人が総理大臣になった。
彼の書いた「大臣」(岩波新書)は読んだことがある。
厚生大臣として薬害エイズ事件に当たった経験などを書いたもので、
大臣の権限で、かなりのことができる――という点が印象的だった。
これは今日の政治主導という行き方を予見したものだったといえる。
彼の一国のリーダーとしての力量がどれほどのものかは
分からないが、ご祝儀として言うなら、少なくともこれで
「総理大臣」という本は書けるだろう。
めでたいめでたい!?(^^;)