必要経費

「あらゆる領収書は経費で落とせる」(大村大次郎)を読む。
文字通り、いかに税金の申告で経費率を高くするかという
テクニックをいろいろ開陳している。
おもしろかったのは、芥川賞作家・西村賢太の話で、彼が
風俗で使った金は必要経費として計上できる、ということ。
作品に反映されていれば、作家の使うお金はすべて
経費にできるそうだ。
もっとも、先日NHK・スタジオパークに登場した際、いきなり
「生は好きですが、生番組はちょっと」とかまして周囲を
凍りつかせた西村のこと、経費云々より、もともと
好き者なんだろう(^^;)。


そういえば、渡辺淳一がある本でぼやいていたが、銀座のバーの
飲み代を、税務署は経費として認めてくれないそうだ。
まあ彼の場合は、たぶん金額のケタが違うんだろうし、
査定する側のやっかみも入っているに違いない(^^;)。