痴漢

夜中の12時過ぎ、愛車MUJIで帰宅途中、女子大の裏で警官に止められた。
日曜の夜中に、痴漢があったらしい。このへんは畑の広がっている
人通りの少ない場所なので、さもありなんという気はする。
「怪しい男を見なかったか」とか、「気がついたことはないか」とか、
「同じアパートに挙動のおかしい人はいないか」とかいろいろ訊かれた。
こういうときの対応は難しい。
当然ながら、こっちも疑われているだろうから、痴漢をしそうな暗い
イメージ(?)で答えるとホントに怪しいと思われそうだし、逆にへんに
明るく振る舞うのも、かえって疑いをもたれそうだ。かといって、
つっけんどんな態度で捜査に協力しないのも大人げない。
というわけで、きわめてフツーに素直に、「痴漢ですか? ええっ、
ホント?」と、さも知らなかった風に驚きや適度な質問を交え、そつなく
答えておいた(いや本当に知らなかったのだがw)。
なんだかほんとうの自分ではないように思えて、ちょっと居心地の悪さを
感じたものだ。
束の間善良な市民を演じるのに、こんなに演技力がいるとは
思わなかった(←考えすぎ?www)