歌謡曲

八代亜紀「夜のアルバム」をツタヤで借りて聴く。
八代亜紀がジャズを歌ったという話題のアルバムだが、
ちょっと違和感が。
彼女の声と歌い方が、どうもジャズに合ってない感じが
するのだ。
曲目も、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」なんかは
いいとして、「五木の子守唄」とか「私は泣いています」
とかって、どうなのよ。
ジャズっぽいものを選んだつもりなんだろうけど。


企画からいうと、いかにも由紀さおりの「1969」の
二番煎じという印象だ。
由紀さおりは1969年のヒット曲を軽やかに歌って、日本の
謡曲の素晴らしさを再認識させた。
なるほどこの手があったか!ってことで、この路線は当分
続きそうな勢いだ。
アマゾンをのぞいてみると、由紀さおりは同じような企画の
新作を出しているし、伊東ゆかりも参戦している。
おば(あ)さんばっかりなのが気になるが、歌謡曲
再び盛り返せるようになれば、うれしいな。