役者の問題

ベン・アフレックつながりで、監督デビュー作の「ゴーン・ベイビー・
ゴーン」を見る。2007年アメリカ映画で、幼女誘拐を巡る
探偵スリラー。
ベンの監督としての手腕を実感できる作品で、なるほど次の
「ザ・タウン」ではさらにステップアップしていったことが、よく分かる。
問題は、主演がまるで魅力に欠ける点だ。
ベンの弟・ケイシー・アフレックなのだが、彼の出番は他の出演陣に
比べて、かなりトーンダウンする。見終わった後は、エド・ハリス
モーガン・フリーマンはうまいなあ……という印象が残るのみだ。
せっかくの題材なのに、もう少しいい役者を起用していたら、
映画の印象もだいぶ変わっていたのでは?と思ったのでありました。
あ、もちろんベン君以外でね(^_^;)。
つまり、彼の監督作の一番の問題は、主演をなんとかしろという
ことではないかとwww


ちなみに、この原作もデニス・ルヘイン。私立探偵パトリック&アンジー
シリーズの4作目『愛しき者はすべて去りゆく』で、また読みたい本が
増えてしまった(^_^;)。