やっと……。

「11/22/63」(S・キング)、やっと読了。
上下2巻、計1000ページ超の長大作だけに、
えらく時間がかかった。本自体が重いので、ずいぶん
腕が鍛えられたような気がする。
ケネディ暗殺を阻止しようとするクライマックスの
盛り上がりは、さすがキング。そして抒情と幸福感に
包まれるエンディングもまた、心地よい。
これは、映像化されれば、「ショーシャンクの空に
以来の傑作になるかもしれない。


気になるのは、まさか本人はメガホンを取らない
よね……?ということ。これまでに自分で監督も
やっているが(「地獄のデビルトラック」とか。
なんだよこの邦題)、評価はさんざんだ。
これだけはやめていただきたい。
やっぱり、餅は餅屋ってことで(^_^;)。