あの人は行って行ってしまった♫

Tジョイ大泉で、「ゴーン・ガール」(D・フィンチャー監督)を
見る。
カルロス・ゴーン氏の彼女の話……ではない。失踪した妻を巡る
ミステリーで、原作は大ベストセラーとか。
悪女ものという噂なので、どんなすごい悪女ぶりかと
期待したのだが、ちょっと予想がはずれてガッカリ。
ヒロインの行動がイマイチ納得できない。途中から目が
離せなくなるのはさすがフィンチャーと思わせるのだが……
カップルで見に行く映画じゃないなあ。
見終わったあとの感想は、「夫婦って怖いなあ」というもの
だった(^_^;)。


それと、まったく期待してなかったベン・アフレックを、初めて
役者としていいじゃん、と思った。
才能では妻より数段劣るライターで、一見真面目そうだが、じつは
だらしないところもあり……という設定が、じつにあの間延びした
顔に合っている。
監督としては有望だが、役者としては残念な男、というワタシの
評価を裏切り、ついにピッタリの役に巡り会えたか!……という
妙な感慨?を覚えたものだ(褒めているわけではない)。


まあ、あとは原作を読んで、不可解な箇所を確認することにしよう。
それも大いに楽しみだ。