わが家がフィットネスジム?

五木寛之のエッセイ「ゆるやかな生き方」を読んでいたら、
大いに共感する箇所があった。
なにか運動をしなければ、と思いつつも、著者はなかなか
踏み出せない。そこで、日常生活のなかで工夫することにした。
たとえば、空港で動く歩道に乗るをやめ、歩く。
また、雑踏のなかを急ぎ足で歩く、など。
そして、仕事場の片付けをやめることにした、という。
氏の仕事場はゴミ小屋さながらの状態で、うず高く積まれた本や
書類などを崩さないよう、わずかにあいた空間を縫うように
移動するのは、けっこうエネルギーを使う――というのだ。


これは、なかなかいいアイデアではないか(^_^;)。
ワタシの部屋も、五木サンほどではないが、不要な書類や
雑誌類に囲まれるような状態で、いささか歩きにくい。
これからは、その状態を逆用して、せいぜいフィットネスジムだと
思うことにしよう(これで、整理整頓をさぼる理由ができた……w)