不食

「食べない人たち ビヨンド」(マキノ出版)を読む。
前作「食べない人たち」の後日談。不食を実践している3人の、
その後の記録と意見が強烈で、なかなか面白い。
なかでも無人島で不食実験をした人の言うことは、
目からウロコだった。
「人間はヒマだから食べる」というのだ。
無人島にいると、やることがなく退屈なので、つい魚を採って
食べたりしてしまう。
つまり、ヒマを持て余すから食べるのだ、と。
「人はなにもしないのが怖いから、食べてしまうのだ。 
偽物の空腹感が拍車をかけて、飽食に向かわせるのだ」という
見立てには、思わずうなってしまった。


この本に刺激されて、また不食(というか少食)に
取り組んでみることにした。
空腹が気持いいと思えるまで、食べるのをガマンするのだ。
空腹になるとコーヒーやお茶で済ませる。とくに甘いものは
控えることに努めた。
するとこの数日間、一日一食がいっそううまく感じる
ような……気がしてきた。
いつまで続けられるか、自信はないけど(^_^;)