知的資産?

「百歳までの読書術」(津野海太郎著)を読む。
読書術とは銘打っているが、半分は老化や友人関係に
まつわる話で、興味もてないところは適当に飛ばして読む。
これぞワタシの読書術。


本の整理や処分に苦労する話は大いに共感。著者も、
ある時期から買うものは絞って、図書館中心に移行したという。
老化の話も身につまされる。とくに「70歳くらいになると
仕事もがっくり減るので本を買わなくなり、図書館利用が
増える」というのは、大いに頷ける。
図書館に行くと、そんな感じのじいさんばあさんばっかりだからだ。
……あ、自分もそうだったwww


しかしまあ、本を読むというのは、人生の最期まで楽しめる
趣味だと思う。目が悪くなれば、電子書籍に移行して
活字を拡大すればいいし。
端末を支える腕力がなくなったらおしまいだが(^_^;)


それにしても、図書館の状況を見るにつけ、いま日本には、
ムダに知識や教養を蓄えた年寄りがやたら多いと実感する。
これは膨大な知的資産(?)ではないか。
なんとか活用できないもんかなあ?と思うことでありました。