自称無職

巨人の野球賭博報道で、逮捕された男の肩書が「自称無職」と
なっていたので、思い切りずっこけた。
「自称映画プロデューサー」とか、「自称ミュージシャン」と
いうのならわかる。しかし、「自称無職」はないだろう(^_^;)。
「自称」がつくと、「オマエ、えらそうにそんな職業を名乗ってても、
世の中じゃ認められてないんだからな、ああん?」という
書き手の底意がぷんぷん感じられる。
「無職」では、こきおろしがいがなくて、この底意が空転している
感じがおもしろい。


ワタシなんぞも、万が一新聞沙汰になったら、「自称フリーライター」と
書かれちゃうんだろうな。どうせなら「大作家」とでも
名乗っておいたら面白いかも。


そういえば昔、巨人が自分のことをやたら「球界の盟主」と
言っていたなあ(by読売)。これも「自称」ではないか。
いまやチーム力も大したことなく、魅力的な選手もおらず、
ずいぶんこじんまりとした印象になってしまった。
野球賭博がさらに追い打ちをかけてイメージを低下させている、
情けない現状。日ハムや楽天などの盛り上がりや面白さに比べると、
ずいぶん差をつけられた感じがする。


やはり、あまりえらそうなことを自称するのはダメだな。
これがホントの自傷行為?(^_^;)