カルチャーショック

「究極の文章法」(野口悠紀雄著)を読む。
著者はiPhoneを使っての音声入力で、この本をまるまる一冊
書いてしまったという。
音声認識ソフトの進歩もすごいし、これまでのタイピング入力に比べて、
文章作成が格段にラクになった、というのだ。


そこで、がぜん興味が湧いてきたので、
ワタシも音声入力に挑戦してみることにした。
iPhoneは持ってないので、まずはMacBookAirでトライ。
とりあえず失敗してもいいように、入力用のイヤフォンマイクは、
西荻ダイソーでゲットした。そういえば、こういうのを使って、歩きながら
ブツブツ独り言を喋っている人がいるよなあ、最近。


で、早速うちに帰ってイヤフォンマイクをMacBookAirにつなぎ、
Googleドキュメントを起動した。
タイピングして遊ぶとき、ついつい「ブルーライトヨコハマ」とか
喝采」の歌詞を打ってしまうクセがあるのだが、今回はそれをマイクに
向かって喋ってみた。すると……。


「街の灯りがとてもきれいねヨコハマブルーライトヨコハマ
「いつものように幕があき恋の歌うたう私に届いた報せは黒い縁取りがありました」


なんと、画面に上記のように正確に表示され、ビックリ仰天!(@_@;)(@_@;)(@_@;)
ほかにも「本日は晴天なり」とか「舛添都知事はけしからん」とか、いろいろ
入力してみたが、変換精度はかなり高い。小さめの声でも、けっこう
拾ってくれるのには感心した。
これはけっこう使えるではないか。
ブログや日記、アイデアのメモ、はたまた仕事の原稿の下書きなど、
広範囲に役立ちそうだ。
もちろん、まとめる際はタイピングして修正するわけだが、それにしても
文章を書き始める際の心理的バリアがかなり低くなりそうなところがうれしい。
これはひょっとして、ワープロを導入して以来の衝撃かもしれない……。
科学の進歩はすごいなあ。


というわけで、この日は思いつくまま、ず〜っといろいろなフレーズを入力して
遊んでいたのでありました(^_^;)