粘り腰

「玄冬の門」(五木寛之著)を読む。
元気に老いるレッスン!青春、朱夏、白秋に続く人生の4番目の時期を、自由で最良のステージにする生き方―やがて老いる準備、老いてからの覚悟。(Amazonより)


人間そろそろ終わりの時期には、家族を離れてひとりで
暮らし、ひとりで死んでいくのもいいではないか……と説く。
この分野では先達でありベテランであるワタシ、大いに頷いた。


そういえば先日の同窓会で、定年後うちを出て一人暮らし
しているという友人がいた。メシも自分で作っているらしい。
「奥さんに三下り半突きつけられたのか?」とつい
考えてしまうが、そこはそれ、あまりはっきりも聞けない。
そうか、五木先生の教えを先取りしていたのか!とこれを
読んで良い方に解釈することにした。
……ホントはどうなんだか(^_^;)


それにしても五木先生、なかなかネタが尽きないな……と
感心する。まあファンは団塊世代が多いだろうから、
終活とか一人暮らしネタで、当分引っ張れるのではないか?
80を過ぎてもヒット作を連発するこの粘り腰こそ、
確かに見習いたいものデス(^_^;)