電アシ

電動アシスト自転車を使いつくす本」(疋田智著)を読む。
およそ自転車のなかで、これから最も売上げの伸びるのが電動アシストだろう。
出足が軽いし坂に強い、というのが最大の特長で、
足腰の弱った年寄りにも乗りやすい。
すなわちこれからの高齢化時代の需要にピッタリだ。
ワタシも乗ったことがあるが、確かに坂にはめっぽう強い。
見えざる手に背中を押されるように、けっこうな急坂も軽々と駆け上がっていくのは、ちょっと不思議な快感だった。
著者曰く、「電アシに乗ると、坂の多い東京がフラットに感じられる」というのは、なかなか実感のこもった名言だと思う。


これからは、前2輪後輪1輪のオサレな三輪車とか、リカンベントに電アシを付けるなど、いろいろな方向性が考えられる。いやはや、電アシは前途洋々だと思う。
願わくば、大人の鑑賞に堪えうる、かっこいいデザインの自転車を出してほしいものだ。いまは子乗せママチャリ中心で、とてもデザインコンシャスとはいえない。


それに、まだまだ値段が高い。概して10万以上20万未満。
電アシだけに、おアシが出ないよwww